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我が家の最長老ネコ、ジル。
今年で16歳になります。
人間の年でいうと80くらい?
相方のビビさんが旅立ってからは、我が家の最年長として下の子たちの面倒をよく見た
かどうかは分かりませんが、天真爛漫でなつっこいその性格でネコにも人にも愛されまた面倒くさがられる
マスコットキャラクター的立ち位置で現在にいたります。
最近よくおじいちゃんらしい顔してるよねと言われるのですが、
元々じじむさいとこがある子でした。
なので私としては年相応になってきたなという感じ。
今年初対面したGは、冷蔵庫の上の天井にいました。
そこ通り道なんですけど。
真っ黒でかなりでかい。
高いところにいるGは飛ぶ(正確には滑空する)ので危険です。
しばらく様子みたけど動く気配なし。
放置は怖すぎるので、頼みのグーグルさんで検索して掃除機を使うことにした。
問題は、うちのは今時のハンディタイプではなく
車輪つきの本体からじゃばらのホースがのびた昔ながらの掃除機であること。
ホース長いけど吸い込めるのか?
じゃばらでひっかからない?
吸い込めたとして掃除機パックの中で死んでるか確認できないよね?
不安だらけですが他に方法もないので実行あるのみ。
ヘッド部分を外してホースの吸い込み口を天井に向け、
吸い込みながらまずは壁際に追い込み、壁づたいに落ちてきたところをすぽっと吸い込み完了。
簡単に書きましたがここまでけっこう大変。
なにせどう動くか分からないから心が死にそうになる。
壁づたいに落ちるところで一瞬羽をひろげたときは叫ばずにいられなかった。
吸い込み後は、ネットに書かれていたとおり吸い込みをつづけながら
吸い込み口を布などにあててGを窒息死させます。
カーペットに押し当てて実行したけど、やっぱりちゃんと吸い込めてるか
引っかかってないかが不安で、できるだけホースをまっすぐにしたりゆらしてみたりする。
ネットでは2,3分で大丈夫と書かれてたけど10分近くやってから、そろそろいけるかな?と
電源切って掃除機パックを取り出そうと試みたところで、
ホースの先からするっと黒いヤツが出てきた。
やっぱりーーーー!!!
壁際で止まったGから目を離さずに新聞を探ってるうちにするっと壁と床のすきまに消えてしまった。
逃げられました。
最悪の結末です。
が、そこは気持ちを切り替えて。
逃げ込んだあたりのすきまというすきまを梱包用のビニールテープでふさぎ、
その付近にホイホイを仕掛けて一段落としました。
これ夜中の12時の話。
この時間に掃除機とかご近所迷惑もはなはだしいよね。
すみません、でも私も眠れませんでした。
緊急事態宣言の解除と同時に蔓延防止措置に移行。
仕方ないとは思うけどほんといつまで続くのやら。
そうこう言ってる今日は夏至。
明るい時間が長いと得した気分。
嬉しい反面もう一年の折り返し地点かと思うと。
だって明日からだんだん日が短くなっていくんでしょう。
なんかね。
ともかく今日は夏至の日。
カレー食べます。
いつもここへ戻ってくる
だんなは私を片付けられない人だと思っていて、
私はずっとそれを否定し続けてきたけど、
今更ながら認めざるをえません。
捨てようと手に取って、見返して、
やっぱり捨てられないと元に戻す。
変わらない現状。